エプソン プリンターEP-881AW購入後のご報告

2020年2月28日使ってよかった!?商品・サービス電化製品, 買い替え, エプソンのプリンター

EPSONプリンターEP-881AW購入後のご報告。実際に使ってみた感想と評価

15年間使用していたエプソンのプリンタPM-A850が、まだ故障もしていなかったのですが、Windows10に対応しておらず、買い替えざるを得なくなりました。残念ですが買取も不可でしたので、処分することとなりました。

そこで新たに購入したプリンタが、エプソンのEP-881AWです。

2019年発売モデルはEP-882AW

購入先は、安くて信頼できそうな、楽天市場のJoshinを選びました。

価格は2019年9月の購入時で17,000円

2020年1月現在の最安値16,000円(価格.comより)

EP-881AWは楽天市場のJoshinで購入

プリンター購入時の条件

プリンター購入時の条件としては、多種多様な機能に特にこだわりはなく、最低限下記に全て当てはまれば問題ありませんでした。

  • 予算は20,000円以内。
  • コピーとスキャンができる。
  • 用紙はハガキサイズ~A4まででOK。
  • インクはカートリッジ方式で5色以上の独立型。
  • デスクトップPCとUSBケーブル(別売)で接続ができる。
  • できればデザインや質感が安っぽくない。

メーカー比較対象はキャノンPIXUS TS6330

メーカーで比較対象候補となったプリンタはキャノンのPIXUS TS6330でしたが、上記条件と機能的にはエプソンと遜色なかったので、デザインの好みと、以前使用していた商品の品質が良かった点で、エプソンの中から決めることにしました。
特にフロントパネルのスッキリしたデザインがGood!

キャノンのPIXUS TS6330

エプソン内での比較対象はEP-811AとEP-711A

エプソン内で比較対象候補となったプリンタはEP-811A(2019年発売モデルはEP-812A)EP-711A(2019年発売モデルはEP-712A)

いずれもEP-881Aよりランクは下で、もちろん価格も安いので、このどちらかでも良いと思ったのですが、液晶モニターの画面サイズが小さすぎるのがネックでした。
タッチパネル仕様なのはEP-881Aのみでしたが、タッチパネルではないにしろ画面自体が小さくて見づらいのは後々後悔しそうだったのと、そもそも有線LANでのネットワーク接続ができない点で、購入条件から外れたのでEP-881Aの一択となりました。

色は黒か白が希望でしたが、黒の方が安っぽい感じがしたので白で決定!

エプソンのEP-881A、EP-811A、EP-711A

ネットで家電購入前には実店舗で確認

私の場合、1万円を越えるような商品をネットで購入する前には、必ず実店舗で現物を確認するようにしています。

色合いや質感、大きさ等、ネット上の画像だけでは判断しにくい部分があるので、自分の目で確かめます。

その際にネット上の価格と同額以下であったり、お得なサービスがあれば、そのまま実店舗で購入する場合もあります。

今回はネットの方がお得だったので、店舗では現物確認のみでした。

EP-881A販売サイト

エプソンEP-881AW 箱

エプソンEP-881AW 正面 上面

エプソンEP-881AW スキャナー部

エプソンEP-881AW トレー用紙排出口

「EP-881AW」の評価、感想

自動電源オンと操作パネル・排紙トレイの自動開閉

まずはこの「EP-881A」の気になる機能、操作パネル・排紙トレイの自動開閉がどんな感じなのかを見てみます。

パソコンから印刷をしてみると、電源OFFだったプリンタに自動で電源が入り(※自動電源オン設定時)、操作パネルと排出トレイが出てくると同時に印刷が開始されます。(下記動画参照)
個人的には印刷開始(電源ON)から印刷完了まで、特に違和感なくスムーズに動作されていて、いい感じかと思います。

電源オフは「自動電源オフ設定」をしていれば、予め任意に設定した時間が過ぎれば、自動でオフになります。

また、スリープ移行時間設定をしておけば、設定した時間になればスリープ(省電力)モードになります。

電源オフ時の特筆すべき点は、本体の電源を手動でオフにした場合は、排出トレイのみが自動で引っ込みますが、操作パネルと排出トレーのフロントカバー共に、手で閉じる必要があります

電源を手動でオフにする前に、「排出トレイ」ボタンをタップすれば、排出トレーのフロントカバーはトレーと一緒に収納されます

いずれにしても電源オフ時には、操作パネルは手動で閉じなければなりません(自動で閉じることはない)
この点は少々残念ですが、仕方ありません。

なお、「自動電源オフ設定」で電源がOFFになった場合、操作パネルと排出トレーともに収納されず、開きっぱなしのままですので、どちらも手で閉める必要があります。

操作パネルが自動で閉じるのは「EP-881A」よりランクが上の「EP-979A3(2019年発売モデルはEP-982A3)」のみのようです。

自動電源オン~印刷の様子
手動電源OFF(排出トレーのフロントカバーが閉じないパターン)

印刷について

サンプルとして、エプソンのホームページの一部を印刷してみます。

そこで、印刷品質を「きれい」に設定した場合と「標準」にした場合の違いも比較します 。

まず、自動電源ONから印刷完了までの時間は、

■印刷品質「きれい」・・・1分20秒

■印刷品質「標準」・・・20秒

といった結果で、「きれい」で印刷すると1分ほど多く時間がかかりました

印刷の仕上がり具合は、現物を見比べただけでは、違いが全くわかりませんでした。

下の画像は印刷品質「きれい」と「標準」をスキャンした画像です。

スキャン画像を拡大すると、多少「インクの乗り」と「文字のクッキリさ」に違いが見られます。

WEBページ印刷「きれい」設定の場合

WEBページ印刷「標準」設定の場合

これらの結果より、WEBページ印刷であれば、印刷品質は「標準」設定で十分であることがわかりました。

まだ試していませんが、写真印刷で大きな違いがでるかもしれません。

個人的には、印刷の仕上がりクオリティ自体は上出来でした。

印刷品質を「きれい」に設定した場合

印刷完了まで、少し時間がかかります。

印刷品質を「標準」に設定した場合

印刷完了まで、早いです。

電源OFFの前に「排出トレイ」を収納しておいたパターンF(排出トレーのフロントカバーが自動で閉じるパターン)も動画に含まれています。

液晶画面(タッチパネル)の操作

特に使いづらい点はありません。

総評 ★★★★

まだ購入してから数か月ですが、今のところ使い勝手もよく、問題はありません。

デザインもシンプルでコンパクト、すっきりとまとまっていて良いです。黒より白の方がマットで安っぽくないです。

■購入後のセットアップは、説明書の手順通りにやれば、難しいこともなくスムーズに行えます。

印刷の仕上がりも上々で満足です。

印刷品質設定で「きれい」にすると少々時間がかかります。

タッチパネルの操作性も良い。

電源OFF時に操作パネルは手で閉じなければならない。

以上個人的な見解ではありますが、総じて満足度は高い(星4つ★★★★)です。

「EP-882AW」は「EP-881AW」と同じ!?

私が今回購入した「EP-881AW」は2018年モデルですので、各販売店舗、及び販売サイトでは、すでに在庫限りの状態かと思います。

「EP-881AW」の後継は2019年モデルの「EP-882AW」となります。

「EP-882AW」と「EP-881AW」の違いを調べてみましたが、ほぼ同じです。

異なる点は下記となります。

  • 印刷可能用紙に「レター」サイズが追加された。
  • 新アプリ(Epson Smart Panel)を使えばプリンター本体をスマホで操作可能。(スマホからのプリントはEP-881Aでも可)。
  • カラーバリエーションのニュートラルベージュ(AN)が無くなった。

上記以外は、「EP-881AW」とまったく同じです。

「EP-882AW」の購入を検討されている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

インクはやっぱり純正?互換インクは故障や不具合が起きやすい?

純正インクは価格は高いが安心。互換インクは安いが不安。

どちらも一長一短で、選ぶのに悩むところです。

確かに互換インクが原因でプリンタが故障したり、不具合が起きた、といった話をよく聞きます。

互換インクの場合は、メーカーによってその品質に大きく差が出るようです。

互換インクでも粗悪な商品を購入してしまったら、故障率は高くなるでしょう。

私は以前のプリンターでは、互換インクを一切使用していなかったからかはわかりませんが、実際故障することなく長い期間、正常に動作していました。

元々ヘビーユーザーでもありませんので、今後も少々高くても純正インクにするつもりです。

プリンターの使用頻度が少ない方は、純正インクをオススメします。

エプソン純正インク KAM-6CL

逆に使用頻度が高く、どうしてもランニングコストを抑えたい方は、互換インクを選択すれば良いかと思います。

こんな方は互換インクを!
  • プリンターの使用頻度が高い
  • 何が何でもランニングコストを抑えたい
  • 万が一、互換インクが原因で故障しても割り切れる

もちろん互換インクを購入の際は、メーカーや販売店を慎重に選びましょう。

信頼性の高い互換インク販売サイト