株式投資を始める準備その4「初めての株購入」
資金はすでに、楽天証券と楽天銀行口座の開設および、連携の設定をしており、入金も済ませてありますので、いつでも取引できる状態となっています。
前回選んだ銘柄、東証一部のフィード・ワン(2060)の株を早速購入してみたいと思います。
利用する取引ツールは、楽天証券が提供する「マーケットスピード2(MARKETSPEEDⅡ)」です。
楽天証券のWEBサイト(マイページ)からでも購入可能ですが、せっかく高機能なトレードツールが使えるので、こちらを使用してみます。
※「マーケットスピード2(MARKETSPEEDⅡ)」については、こちらの記事で紹介しています。
日足チャートを見てみる
株購入日は2019/12/19ですが、12/18までの日足チャートが下の画像となります。
できれば、下降トレンドの安値で買いたかったのですが、ちょうど上昇トレンドの真っ只中です。
とはいえ、月足ではまだ底値圏なので、今後の伸びを期待して、すぐにでも買うことにします。
また、出来高が人気株に比べれば物足りませんが、それほど買うのに苦労はしなさそう。
板情報チェックと注文方法(指値)
購入時の時間帯は前場(東京証券取引所9:00 ~ 11:30)です。
板情報を見ると「183円前後」を行ったり来たりしている状態でした。
※下の板画像は当初のスクリーンショットを撮り忘れていましたので、別の日のものです。
当初は買い数量が若干多い状態でした。
ここで、「少しでも安く」という思いは当然ありましたが、とりあえず「すぐにでも買いたい」ということで、183円を基準に上下に動いていたところで、1円安い「182円」の指値で注文することにしました。
成り行き注文と指値注文
成り行き注文は、値段を指定せずにその都度の値段で売買を行う方法で、指値注文は、値段を指定して注文する方法です。
成り行き注文にすると、取引が成立しやすいが、想定していない値段で売買が成立する可能性があります。
今回の私の場合は、すぐに購入したかったので、成り行き注文でもよかったのですが、高値で成立するのを嫌ったのと、場がそこそこ動いていたので、売り値段の最低価格183円から1円だけ安い値段を指値注文しました。
当面、成り行き注文をする時は、どうしても売りさばきたい時のみの限定とします。
「マーケットスピード2」で簡単注文~約定へ
さて早速注文しますが、「マーケットスピード2(MARKETSPEEDⅡ)」での注文方法もいたって簡単でした。
基本的にどの画面からでも、該当の銘柄が表示されていれば、注文ボタンから注文できます。
その他には、「武蔵」というドラッグ&ドロップですぐに注文を発注できる板発注機能も搭載されています。
こちらはデイトレーダーにとって重宝する機能かもしれません。
今回は通常の注文ボタンから注文してみます。
※下記スクリーンショットは、今回購入時の画面ではありません。
注文ボタンを押し、種類を選択
該当の銘柄が表示された状態で「注文」ボタンを押します。
選択肢の中から、現物取引 > 買い注文を選択します。
注文内容の入力~約定
買い注文を選択すると「現物買い注文」のウィンドウが開きます。
今回は「通常注文」で注文します。
「通常注文」以外には「逆指値付通常注文」、「逆指値注文」、「アルゴ注文」が可能です。
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- 01「市場」は東証を選択
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右の「SOR有効」にチェックを入れておくと、東証で取引が成立する時間内において、原則として東証の最良気配と同値かそれよりも有利な価格がPTS(私設取引システム)にあった場合に、自動的に最良価格で売買を執行します。
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- 02数量を入力
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単元株数以上を入力。
単元株数が100なら、最低100株以上が必要になります。今回はお試し注文ということで、せこく100株のみの注文にします。
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- 03価格を入力
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指値か成行を選択し、入力します。今回は指値で「182」にします。
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- 04執行条件を入力
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本日中/今週中/期間指定/寄付/引け/不成/大引不成、から選択できます。もちろん私は本日中で。
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- 05口座区分を選択
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「特定口座」を申し込んでいれば、特定を選択します。
特定口座には「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の2種類があります。
「源泉徴収あり」を選んでおくと、投資家自身で確定申告をする必要がなくなります。
なおかつ「配当金受取方法」を「株式数比例配分方式」にしておけば、配当金・分配金は、特定口座内で株式等の譲渡損失と損益通算されます。
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- 06注文完了
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最後に「確認」ボタンを押し、内容確認後、暗証番号を入力して注文完了となります。
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- 07約定!
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約定とは売買が成立したことですが、今回は注文してから1時間弱で約定しました。
楽天証券HPのマイページにある、メール設定で約定通知メールの設定をしておくと、約定されたことがメールで知らせてくれます。
以上で初めての株購入が完了です。
これよりしばらくの間、様子を見つつ、売り時を見極めていきたいと思います。
この銘柄(フィード・ワン)は、中長期保有するつもりですので、進捗報告は1か月ごとぐらいの頻度で掲載する予定です。
さぁ、数か月後にさらに暴落しているのか、高騰しているのか楽しみです。