株式投資を始める準備その1「楽天証券で口座を開設」
まず株式投資を始めるにあたって、いつでも株の取引きができるように、先に証券会社で口座を開設しておきます。
証券会社は、店舗のある総合証券会社とネット取引のみのネット証券会社がありますが、ほとんどの方が利用されているネット証券から選ぶことにします。
おすすめの証券会社を色々とチェックすると、SBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券、ライブスター証券など多数挙げられています。
おすすめランキングを各サイトで見比べると、上位に挙げられている証券会社は、SBI証券、楽天証券、松井証券が多いです。
他にも多数ありますが、人によって評価も異なりますので、最終的には自分がどのような取引の仕方をするのかによって、最適な証券会社を選択すれば良いと思います。
私の場合、しばらくは中長期の投資スタイルでチャレンジすることを基本として「低額から取引きが可能」で「取引手数料がかからない」といった点を考慮して選びました。
別に一つの証券会社だけにこだわらずに、複数申し込んでもいいのですが、今回は初めてということもあり、主に下記の理由でまずは楽天証券から始めることにしました。
楽天証券を選んだ理由
私が楽天証券を選んだ理由は、まだ株について何も分からない状態で個別セミナーを受けた時に、「楽天証券か松井証券」を勧められたのもありますが、主な理由は下記の通りです。
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- 01国内株式(現物も信用も)1日50万円まで手数料が無料!
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現段階では初心者なので、最初は低位株(株価の低い株式)で少額取引から始めたいと思っていました。
そこで楽天証券では1日50万円までは取引手数料が0円になる「いちにち定額コース」がありましたので、私の取引き額にマッチしていました。
他に「超割コース」もありますが、いつでも変更は可能ですので、将来的に検討したいと思っています。
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- 02楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で普通預金金利が年0.1%(税引き前)に!
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株式投資の資金調達用(入出金用)の口座は、今利用している銀行をそのまま使おうと思っていました。
しかし、楽天証券のマネーブリッジ(銀行連携)で楽天銀行を利用すると、普通預金金利が年0.10%(税引後 年0.079%)になるのを知って楽天証券と楽天銀行の口座を併せて申し込みました。
「三大メガバンク(三菱UFJ銀行/三井住友銀行/みずほ銀行)」や「ゆうちょ銀行」 の普通預金金利0.001%の100倍になることを考慮すると利用しない手はありませんでした。
楽天銀行以外でも入出金は可能ですが、断然お得です!
自動入出金(スイープ)機能が便利です!
楽天証券と楽天銀行を連携させると、入出金の手数料が無料の上、自動入出金(スイープ)機能が使えるのも、選んだ理由の一つです。
例えば、自動入出金(スイープ)を設定しておくと、楽天証券側の資金が不足した時に、楽天銀行側から自動で入金されるようになります。
また、予め楽天銀行側に残す金額を設定しておけば、限度を超えて自動で入金されるのを防ぐこともできます。さらに、楽天証券での取引に応じて楽天スーパーポイントも付与されるので、楽天市場や楽天トラベルをよく利用する人にとってもお得です。
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- 03超多機能なトレードツールが無料で使える!
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株式投資をしている人ならご存知の、人気のトレードツール「マーケットスピード(MARKETSPEED)」、「マーケットスピード2(MARKETSPEEDⅡ)」、スマホやiPad専用の「iSPEED」などが無料で利用できます。
初心者の私にとってはそれほど多機能でなくてもよかったのですが、実際にパソコン専用の「MARKETSPEEDⅡ」をインストールしてみたら、なんだか凄いです。
どちらかと言えばデイトレーダー向きのような気はします。
現段階でよくわからない機能が多々ありますが、かなりの情報が直感的な操作で簡単に見れます。外出の際はipad用の「iSPEED」を利用することにしました。こちらは「MARKETSPEEDⅡ」に比べて機能が絞られてシンプルになっています。
私はデイトレーダーを目指すわけではないですが、使い方に慣れれば、今後株式投資を続けていく上でかなり強力なツールになると期待しています。
その他のメリットとして、これらのトレードツールの利用で日本経済新聞社が提供するビジネスデータベースサービス「日経テレコン(楽天証券版)」を無料で利用できるのも魅力の一つです。
※iPad用のiSPEEDでは利用できません。
楽天証券で口座開設 最短5分で申込完了!
私の場合、すべてパソコンから申し込みました。
口座申し込み(楽天銀行口座含む)から取引ができる状態になるまで、おおよそ1週間から10日になるかと思います。
口座申し込みから取引開始準備完了までの流れ
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- Step01 口座開設-楽天証券のホームページより申し込む
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各必要事項を入力し、手順に沿って申し込み手続きをしていきます。口座開設は無料です。楽天の会員アカウントを持っていれば、よりスムーズに進めることができます。
別途「本人確認書類(免許証/保険証等)」をスマホかパソコンにてアップロードします。また、入力フォームにて楽天銀行口座の申し込みも同時にできますので、マネーブリッジを利用する場合は、併せて申し込むと手間が省けます。
※楽天銀行口座の申し込みは、後からでも可能です。
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- Step02口座開設完了-ログイン情報が郵送される
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パソコンまたはスマホから申し込み手続きが完了後、楽天証券より「ログイン情報のお知らせ」が、書留郵便で郵送されます。
楽天銀行口座を申し込んだ場合は、楽天銀行からも別途キャッシュカードが同封されたログイン情報が郵送されます。
楽天銀行のキャッシュカードは、申込時にクレジットカード一体型やデビット機能付きなどカードの種類を選択できます。ちなみに私はキャッシュカードのみを選択しました。
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- Step03初期設定-HPにログインする
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パソコンまたはスマホからホームページにログインし、初期設定を行います。
初期設定の仕方は、「ログイン情報のお知らせ」に同封された説明書を見ながら行うか、ホームページにも詳しく説明されていますので、手順通りにやれば簡単です!楽天銀行口座を申し込んだ場合も同様に、別途手順に沿って初期設定を行います。
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- Step04マイナンバーを登録する
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初期設定が完了したらマイナンバーを登録する必要があります。
マイナンバーの登録は、スマホアプリか郵送で行います。
郵送の場合は、「ログイン情報のお知らせ」に同封された届出書に「個人番号カード」か「通知カード」のコピーを貼り付け、返信封筒で返送します。登録完了後にメールでお知らせが届きます。
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- Step05投資資金を入金しておく
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口座開設の手続が完了したら、楽天証券の口座へ入金します。まだ取引はしませんが、ひとまず先に入れておきました。
入金方法は、私の場合楽天銀行の連携によるマネーブリッジを利用しますので、先に楽天銀行への入金が必要でした。
楽天銀行への入金は、「提携先のATM」、「振込・給与・年金の受取」、「ゆうちょ銀行本人名義口座からの入金」のいずれかで可能です。
私はゆうちょ銀行のATMでキャッシュカードを使って入金しました。
出典元:楽天証券
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- Step06マネーブリッジの設定-自動入出金(スイープ)の利用
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楽天銀行への入金が済みましたので、次はマネーブリッジの設定です。
都度、手動で入出金操作をしてもいいのですが、せっかく自動入出金(スイープ)という便利な機能があるので、利用したいと思います。
そういった場合は、マネーブリッジの自動入出金画面で楽天銀行側の「自動入金時に残す金額」に残しておきたい金額を入力して設定しておきます。
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- Step07これでいつでも取引できる準備完了
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楽天証券の申込手続きから各種設定、入金が済めば、いつでも株式投資ができる状態になります。
また、トレードツールを使わなくても、HPのマイページにログインすれば注文することができます。
もちろん銘柄検索やチャートを表示させたりと基本的な機能は備わっていますので、トレードツールが不要な方にとっても十分です。
↓マイページログイン後のTOP画面
ここですぐにでも取引を始めたいところですが、さすがにまだ株式投資についての知識がほとんどない状態では無理があります。
せめて基礎知識だけでも学んでおく必要がありますので、実践はその次からとします。